FXとは
FXとは何かを簡単に説明すると、2つの国の通貨を売買することで、利益を狙う取引のことを言います。
FXは正式には「Foreign Exchange」と呼び、これが「Forex(フォレックス)」と省略され、今ではさらに省略されて「FX(エフエックス)」と呼ばれるようになりました。この「Foreign Exchange」とは日本語で「外国為替」のことで、ある国の通貨を他の通貨に交換することを言います。最近では、「外国為替証拠金取引」(通称「外為」)を指し示す言葉として一般的です。
外国為替と言われると難しそうですが、基本的には皆さんが海外旅行をするときに日本円を外国の通貨に両替し、帰国後に日本円に両替するのと同じことです。日本円を売って買い戻すまでの間に通貨の価値が変動しているため、利益や損失が生まれます。
FXは株式と仕組みは似ていますが、その大きな特徴は、少ない資金でもその何倍もの取引ができること(レバレッジ)、2通貨間の金利差で損益が生まれること(スワップポイント)、売却→購入という取引ができるために円安だけでなく円高でも利益が出ることなどが挙げられます。その点からFXは他の金融商品に比べて初心者が始めやすいということで人気を集めています。